タイ・バンコクから東南アジアでの仕事や生活、日本人の東南アジア現地採用、日本について考えるブログ

2015/07/30

アルバイトで見えるお国柄

この前ランチに、タイ国内にチェーン展開している、あるタイ料理屋に行った。
客単価はおそらく150~200バーツと言ったところ。
主要なショッピングモールに入っている。


注文を取ったり料理を運ぶスタッフのほとんどがアルバイト。(と思われる)
彼らをじっと見ていて、同じバイトと言っても日本と大きく違うなぁと思った。

タイの飲食店でよくある例:
・無言で席に案内される(または「適当に座って」って感じで目線で合図される)
・スタッフが、お客が座るはずの席でスマホをいじったり電話をしている
・オーダーミス、オーダー漏れ
・オーダーミスや漏れを指摘しても基本的に謝罪は無し(にやっと笑ってごまかされる、または嫌な顔をされる場合も)
・スタッフを呼んでも気づかないふりをされる
・料理や飲み物をガチャン!と乱雑にテーブルに置かれる
・スタッフのひとつひとつの動作がかなりスロー
などなど・・・
もちろん店のレベルにもよると思うけど、庶民的な店だとよくあるのはこんな感じかな・・・
基本的に、飲食系のバイトの時給は決して高くない。もらっている額に見合った仕事をしていますと言われれば何も言い返せない。

私は日本で学生時代に2つの飲食店でアルバイトした。
ひとつは千葉駅前のある、パスタがメインのカジュアルなレストラン。客単価は1500円くらいで、千葉県内に数店舗、小規模展開していたお店。時給は当時、確か930円くらい?
二つ目は、千葉の蘇我駅近くにある居酒屋。
千葉県と関西に複数店舗展開しているお店で、客単価は5000円以上のちょっと高めのお店。(店内に池があり鯉が泳いでたりして、高級感を醸し出している。接客スタッフの制服は和服的なもの)時給は950円くらい?
この二つは店の種類も規模も客層も全て違っていたけど(時給は同じようなものだったけど)、どちらの店でも、店長や社員スタッフからは
・オーダーの正しい取り方
・姿勢や言葉遣い
・料理を美しく運びテーブルに置く方法
等の、基本的で細かな接客方法にまつわることから、
「スタッフはお店を演出する役者である」「スタッフは店の顔である」「お客への挨拶は基本中の基本で怠ることは厳禁」と言ったような、「スタッフの心構え」的なことを教育された。

ちなみに居酒屋の方は、
・電話での予約受付時
・お客来店時
・オーダーを取る
・コースや料理の説明をする
・宴会が始まってから終わる間での間
これら一連の流れの中で、お客に言わないといけないセリフが大量にあり、スタッフはカンペを持ち歩いたり空き時間に練習したりしていた。

飲食店と言っても色々あると思うけど、日本の飲食バイトには多かれ少なかれこういう要素はあると思う。
当時はこれが当たり前だと思っていたけど、今考えると日本のバイトの教育システムはすごいと思った。また、それに順応するスタッフもすごいけど・・・

2015/07/19

最近考えていること

今後見返すために記録しておく。
最近の自分への問いかけ。答えを考えるのはなかなか難しい、いまだに模索中。

<仕事>
今自分がしていることは正しいのか、価値があることなのか。他に良いやり方は無いのか。
自分は今何をするべきなのか。
自分の存在意義は何なのか。
自分のどんな部分を今後伸ばしていきたいのか、そしてそれはニーズがあるのか。
将来はどんな世界でどんな人たちとどんな仕事をしたいのか。

<仕事以外>
何を大切にして生きていきたいか。
どこに居たいのか。
何がしたいのか。
親や兄弟との関わりは。今は年に一度、数日間会うだけだけど、、
生きるモチベーションは。


時間があると色々考えるなー。