タイ・バンコクから東南アジアでの仕事や生活、日本人の東南アジア現地採用、日本について考えるブログ

2013/10/19

修業の時

冴えない1週間だった。

仕事等で小さな嫌ことが色々と重なり、金曜の夕方に、1週間を締めくくるように嫌なことが起きた。

こんな感じだとつい環境のせいにしてしまいがちだけど、
世界のどこに居ても嫌なことは起きるだろうし、そもそも自ら進んで海外に来たのに環境のせいにするのはかっこ悪い。
この境遇にプライドを持つべき。

こんなことを、昨日同じくバンコクで働く、数少ない現採仲間のひとりと話をしていて思った。

頑張っている人はたくさん居る。

自分の殻に閉じこもらずに世界を見て、世界を知らないと、本当のことは見えてこない。

Asok通り冠水

2013/10/07

色々な「伝える」方法

「説明して、依頼する」

社内での私の役割を一言で言えばこんな感じ。

客先で提案、色々と要望を聞く→オフィス帰って来て→まとめて→同僚のタイ人スタッフに仕事を依頼する

これがベーシックな流れなんだけど、
この最後の「同僚のタイ人スタッフに仕事を依頼する」
というのが、難しいというか頭を使う。

依頼すると言っても、

「これこれこうだから、後はよろしく」

と一発メールを出せばいいという訳ではない。
もちろんそれで済む話もあるけど。

日本人同士なら詳しく説明しなくても、
ニュアンスを伝えると、何となく相手がどんなものを欲しがっているのか
汲み取ってくれたりするけど、異国の地では、そうはいかない。
「暗黙の了解」は、まず無い。

相手が、自分が言いたいことを正確に受け止めてくれるまで、
根気強く説明をし続ける必要がある。

これが結構手間と時間がかかるから、時間が無い時なんかは軽く流したくなる。
でもそうすると、いざその仕事をしてもらった時に、
自分の想像とはだいぶ違うものになってることがある。
最初の手間を惜しむと、後々更に手間と時間がかかってしまうということ、、、

この「根気強く説明」する方法は、なにも口頭での説明だけではない。
色々な方法がある。

例えば、
・図や絵を描く
・写真や動画を探して「こんなイメージ」と見せる
・例え話をする
・例を見せる
・ジェスチャー
・寸劇(?)をする

などなど・・・
会社のボスや先輩は上記のことをよくする。
私もマネして、するようにしている。
これらを場面に応じて、口頭での説明に組み合わせながら使っていく。

また説明も、
・シンプルで分かりやすい英語で
・強調したいところではところどころタイ語も交える

といったことをすると、効果はより高い気がする。
英語は、タイ人と日本人で、お互い英語のネイティブではないし、
下手に難しい言い回しをするとお互いに不幸。

いまだに仕事を依頼するときは少し緊張するけど、
上手く伝わると嬉しいし、伝え方を色々と工夫するのは面白い。


という、現地採用あるある話?でした。

マレーシアのブルーモスク キレイ!