タイ・バンコクから東南アジアでの仕事や生活、日本人の東南アジア現地採用、日本について考えるブログ

2013/10/07

色々な「伝える」方法

「説明して、依頼する」

社内での私の役割を一言で言えばこんな感じ。

客先で提案、色々と要望を聞く→オフィス帰って来て→まとめて→同僚のタイ人スタッフに仕事を依頼する

これがベーシックな流れなんだけど、
この最後の「同僚のタイ人スタッフに仕事を依頼する」
というのが、難しいというか頭を使う。

依頼すると言っても、

「これこれこうだから、後はよろしく」

と一発メールを出せばいいという訳ではない。
もちろんそれで済む話もあるけど。

日本人同士なら詳しく説明しなくても、
ニュアンスを伝えると、何となく相手がどんなものを欲しがっているのか
汲み取ってくれたりするけど、異国の地では、そうはいかない。
「暗黙の了解」は、まず無い。

相手が、自分が言いたいことを正確に受け止めてくれるまで、
根気強く説明をし続ける必要がある。

これが結構手間と時間がかかるから、時間が無い時なんかは軽く流したくなる。
でもそうすると、いざその仕事をしてもらった時に、
自分の想像とはだいぶ違うものになってることがある。
最初の手間を惜しむと、後々更に手間と時間がかかってしまうということ、、、

この「根気強く説明」する方法は、なにも口頭での説明だけではない。
色々な方法がある。

例えば、
・図や絵を描く
・写真や動画を探して「こんなイメージ」と見せる
・例え話をする
・例を見せる
・ジェスチャー
・寸劇(?)をする

などなど・・・
会社のボスや先輩は上記のことをよくする。
私もマネして、するようにしている。
これらを場面に応じて、口頭での説明に組み合わせながら使っていく。

また説明も、
・シンプルで分かりやすい英語で
・強調したいところではところどころタイ語も交える

といったことをすると、効果はより高い気がする。
英語は、タイ人と日本人で、お互い英語のネイティブではないし、
下手に難しい言い回しをするとお互いに不幸。

いまだに仕事を依頼するときは少し緊張するけど、
上手く伝わると嬉しいし、伝え方を色々と工夫するのは面白い。


という、現地採用あるある話?でした。

マレーシアのブルーモスク キレイ!



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