タイ・バンコクから東南アジアでの仕事や生活、日本人の東南アジア現地採用、日本について考えるブログ

2015/10/27

情熱的な打ち合わせ

タイ人プロマネのP(30代男性)と打ち合わせをしていた。
このPは元々プログラマーとして7年ほど前に入社。ずっと黙々とプログラミングだけをしていたけど、去年からプロマネになり、今は主にプロジェクト管理や営業サポートをしている。

ある新規案件についての打ち合わせ。
自社で作ったあるツールをソリューションに組み込んで、ある会社に売りたいんだけどどう思うか、と聞かれた。
話を聞くと、儲かりそうな話には思えなかった。
上手くやってやっとトントン、的な・・・。
先方の低い予算の割には色々と手間がかかりそうな話。
「こんな額でやるなんて全然美味しくないじゃん、社内リソースもそこそこ使いそうだし。大変そうだし止めれば?」
とPに言った。
すると、
「この案件自体では儲からなくても、これが成功すれば、この会社に対してうちの会社は色々なソリューションを提供出来ます、とアピールが出来るじゃないか。お客さんの期待にも応えたいし、大変かもしれないけど進めたい。」
と言われた。
普段はおとなしくてあまり自分の意見等を言わないタイプのPがこんなことを熱心に言っていて驚いた。
そして、自分はPのアイデアに対して否定しか出来なかったと思うと情けなくなった。
せめて、否定の後に何かしらの対案を考える、または最低限一緒に考える姿勢を見せるべきだったと反省した。
これからもっと自分もPを見習って色々なアイデアを出して、形にしていこうと思う。

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