タイ・バンコクから東南アジアでの仕事や生活、日本人の東南アジア現地採用、日本について考えるブログ

2014/01/28

タイでなんちゃってコンサルタント


学生時代、「コンサルタント」という職業に漠然とした憧れを持っていた。

親身になってクライアントの相談を受ける。
クライアントからのバラバラな情報を、自分でうまく繋げて、課題や問題点を明らかにする。
有している経験や知識をもとに、クライアントの課題や悩みをズバッと解決する。
知識明晰。
スマートでかっこいい。
そもそも「コンサルタント」って名前がかっこいいし。

自分もいつか「コンサルティング」と呼ばれる仕事をしてみたい。

そう思っていた。

しかし、日本では卒業と同時に、そのような職種とはほど遠い仕事に就いた。
それから1年半で退職し、去年タイに来た。
こちらの会社に入社してもうすぐ1年。
今している仕事と言えば。

・タイで流行っているものが知りたい
・タイでSNSを上手く活用したい
・タイ人に○○という商品を売りたいんだけどどうアピールすればいいか
・どんなキャッチコピーがタイ人にウケるか
・どんなプロモーションやキャンペーンをすればタイ人にウケるか
・ウェブや広告はどんなデザインにすればタイ人の注意を引くか

このような相談を、クライアント(日系企業)に相談される。
私はこんなこと聞かれてもすぐに分からないから、オフィスに持ち帰り、
タイ人スタッフに意見を聞きながら、時にリサーチをかけながら、提案を作る。
そしてそれをまとめてクライアントに持っていく。

よく考えると、これって私が学生時代に憧れていた
「コンサルタント」っていう仕事に近いものがあるのではないか??
最近こんなことを思うようになった。
これは今の会社に入社した当初は想像してなかった。
ポジティブな意味で。
想定していたよりはるかに幅の広い仕事をしている。

「こんなこと知らなかった」
「こんなこと思いつかなかった」
と、提案に満足してもらえることもあるけど、
まだまだ。

だけど、このようなビッグなテーマで相談を受けることって、
貴重な経験だなぁと思う。

これから、もっとお客さんをうならせる提案をしていきたいと思う今日この頃。

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