タイ・バンコクから東南アジアでの仕事や生活、日本人の東南アジア現地採用、日本について考えるブログ

2014/08/18

反応する前に考える、ということ

先週・先々週はシンガポールかマレーシアからタイのスタッフとメールやチャットでやり取りをしていた。

オンラインでのやり取りだと、当然ながら表情やジェスチャー等を用いて何かを伝えることは出来ず、基本的にテキストオンリーになる。

伝えたはずのことが実は伝わっていなかった、ということが無いように、
いつも以上に言い回し等に気を付けていた。

質問に対する返答はきちんと来ることが多いけど、
依頼系になると返ってこなくなることがちょくちょくあった。

いつもなら「今のメール見た?」等と声をかけて確認すれば済むことだけど、そうはいかず、
きちんと読まれて内容を理解してそして対応してくれるのかどうか、そういったことが不明なままで、
心配でイラつくことが結構あった。正直、きちんと仕事をしているのかな、と思ったりもした。

タイに帰ってきてから、依頼したけど反応が無かった件について確認すると、
依頼の内容はきちんと理解して取り組もうとはしたけど、
対応するにあたり解決しないといけない問題があり、
その前でつまづいてしまっていた、ということが分かった。

その問題をどうすれば解決出来るか一緒に考え始めると、彼らからも意見が出てきたりして、すぐ次のアクションを見つけて仕事を引き受けてもらうことが出来た。

問題の原因は何で、具体的にどう対処すればいいのか、ということを考えるサポートをしてあげれば、その後は結構スムーズに先に進んでくれるんだな、と思った。

例えば今回のように連絡が来ないとき、反射的に「きちんと仕事してないんじゃないの、もう困っちゃうなぁ」と思って腹を立てるか、「何か理由があるはずだ」と考えるかで、相手との関係や仕事のパフォーマンスの結果にかなりの差が出るのではないかと思う。

反応する前に考えることで、可能性が広がっていく。

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